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平成15年台風第18号(へいせい15ねんたいふうだい18ごう、アジア名:パーマァ〔Parma、命名国:マカオ、意味:マカオ料理の名前〕)は、2003年(平成15年)10月に発生し、前の台風第17号と相互作用を起こして太平洋上に完璧なループを描いた台風。 == 概要 == 台風第18号は、日本のはるか南で発生した。その西には台風第17号が控えており、相互作用が発生した。 台風第18号はそのまま北東へ進み、衰弱して温帯低気圧化するのではと予想されたが、突然南下をはじめ、偏東風に乗って西へ進み再発達。一時は中心気圧975hPa、最大風速30m/s(60kt)まで衰えていた勢力は中心気圧935hPa、最大風速45m/s(90kt)にまで盛り返した。再び同じルートを北東へ進み、その後、温帯低気圧に変わった。 最盛期時の勢力は、中心気圧930hPa、最大風速は50m/s(95kt)だった。 このような台風は過去数十年間一度も発生しておらず、太平洋上で1周した台風として、日本に全く被害を与えなかったにもかかわらず、有名な台風となった。 なお、2009年9月29日に発生した台風17号パーマァ(Parma)もフィリピンのルソン島に上陸、離陸を繰り返した上、歴代長寿台風第4位になり、2代続けて複雑な動きをする台風となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平成15年台風第18号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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